2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

お月見団子

名月の御出ましがなく、お月見団子の旨みが欠けた分、仲間の秋の七草と、輝く月の出を待つ。

虫たちの演奏会

庭の鈴虫たちの清涼な音色と、記憶の中のヴァイオリンが合奏し、秋の気配に包まれて、小さい演奏を楽しむ。

萩の花

公園の赤い彼岸花に混じり、萩の紅紫色の小さな花が枝葉とゆらゆら遊ぶ。眺めれば、揺れる自分も好いと思えてくる。

暑さも秋彼岸まで

汗をぬぐったハンカチや風を送った扇子がこんな活躍した猛暑も彼岸まで、と昔の人のように決めて、お墓参りに行き、無事に過ごせたことを感謝する。

バーチャル秘書から社長へ

アーケード建て替え工事は、駅前通りの脇道で、いつもと違って何かへんの印象から、かつて、大空がドームと覚えているサンロードの吉祥寺に立ち返り、来年桜の頃の、装い新たな通りに注目します。(行列の出来る和菓子店と肉屋が待ってます)

歯を磨く

歯磨きの改善指導を受けて、点滅の生活習慣が青信号に変わる時、なにか自分進化みたいな心地がする。

吉祥寺の商店街で

いつも賑わう商店街で、失望と不安の見え隠れにあとをつけると、アーケードは外され 空がのぞき、屋根のガードがないっと気付く。

天満敦子が奏でるヴァイオリン

私の心身の襞にいる喜怒哀楽が震え、自在に伸縮して、ヴァイオリンの旋律に乗り、 Atsuko Temma の奏でる宇宙旅行に行く。

秋海どう

庭の夏草にけじめを付けて、秋海どうの淡い紅色の小さな花が、秋が来たと告げる時、 質素な暮らしの中に豊かな心を見つける。

朝日かと見紛う夕日

地面を打つ雨が、いっとき止んだ夕方に、舗道の先のV字空間から陽光が差し込む。洗われた清々しさを浴びて、朝日かと見紛う。

福田首相辞任

新政権の担い手は、命の移ろう期間、言葉の鼓動を真剣に聞かせてください。言葉でし か繋がれない国民は、伝わる表現を了解していくとき、支持することが出来ます。

最寄の駅ナカ(商業施設)が開業

オープンした近所の駅ナカは、ガラス戸の向こうに見慣れた並木が、都心の洒落た街角のように映り、手に持つ花とスウィーツが普段を越えて華やぐ。

雲の仕事

夕暮れ時、夜は豪雨と雷だ、と言い放つ暗雲の裂け目に、白い雲が、青空を味方に金色の筋をまとって浮かぶ。暫しゆるゆるとしていて。