2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

筋トレ

太ももの裏側の筋肉がぶるぶるガンバル。汗が滲む。楽をしないでがんばる。体操教室の筋トレで「頑張る」の言葉の脂肪も燃える。

なしの味

緑か茶のせいぜい2色使いの地味な風貌の梨が、ザクッとした舌触りに甘さを広げる。ごつい形を超えて今年の気分に近づいて、初めて親しい水菓子になる。

けや木

街路樹の欅の幹は堂々だが、よく見ると苔むし皮も剥がれてる。小さな切なさが大きく変わる前に昨日の台風の仕業にして、積もった枝葉を踏まないように歩道を行く。

洋画家・野見山暁治

3.11後の三陸を歩く画家の映像は、滅び行く永遠の命の痕跡を解く。昔見た海のデーモンが暴れた大波立つ具象でも抽象画でもない海の景色と重なる。90歳の審美眼は痛い場所の感じ方を変更する。

所信表明

黄色の薄いまな板を買い足して重ね着のように使うと、料理は楽しいの「所信表明」と 「正心誠意」の生活者にわあいとグッズの存在感。

夕立

新内閣の出端を折る出来事がジクジクしみる。突然、夕立が西日のなか激しく来て去る 現象に、泣き笑いのような感情が湧き出て溶け込む。

電車だ

あっ電車と行き交う幼子の指差しに高架線を見上げる。銀色の車体が光り去るだけなのに、動画のように次は何と心が連れ出される。

炒め物

炒め物は強火がピーマンとちくわは弱火でとレシピに。我慢して炒め続けると鷹の爪と蜂蜜らが絡みあい、ピリ辛甘みのお味をぜひとツヤツヤの食材が話し出す。

逆転勝ち

新総理もなでしこジャパンに続く逆転勝ちは、コツコツ励むうちに何か偉大な力が働く物語。それなりの愉快な逆転ホームランがあなたにもわたしにもきっと。根拠はないけど。