2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

生存相当量

地球46億年の歴史に今日、世界人口70億人へ。皆が生きる最低限の「生存相当量」の概念を国際NGO会議で提案した識者はもういないが、各国の公正が計られる「サバイバル」のキーワードが蘇る。

木枯らし1号のあと

木枯らし1号後のさわやかな陽気で、ゆるっと筋トレを習い続ける。北風小僧と合う頃は、目覚めたインナーマッスルが個体を揺るがすかもしれない。

日本画家・石踊達哉

3・11後の「記憶都市」に対峙すれば金銀の切箔やきのこ雲風な造形に、鎮魂と祈りの気持ちが結晶する。図録にサインを貰う時、画家の鋭い眼光が身体を射る。

武蔵野プレイス

駅前の芝生広場から続く公共施設「プレイス」は今夏開館。ぐるっと巡れば赤ちゃんからシニアまでOKの空間は自慢気だ。読み書き集う心地はふんわりしていつまでもと思わせる。

犬の気持

前の黒い大型ドーベルマンがくるっと振り向き、若くはないねと認め合う。犬の気持を代弁した飼い主のにこやかなこんにちワンや木漏れ日が親しいケヤキ並木の歩道。

バザーの物品を届ける

届け手も受け手の大学生も今年は特別の気合が入る。地域の学園祭用バザーに供する時、被災地への思いの通底音が聞こえてその場は和み力強い。

もしも米国の若者なら

もしも米国の若者ならウォール街の抗議活動に。各人が幸せを感じる暮らしは革新的経済システムが必須だが、切羽詰まったデコボコのエネルギーから始まる気がする。

きんもくせい

あちらこちらから申し合わせたように金木犀が香り始めるや、朝から夜更けまでほのかに語り続ける。皮膚が晴れるまたとない機会を捕まえて。