2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

年の瀬

年が暮れる。日が暮れる。今年を自分をまとめきれない。えいままよ、ゆず湯に入り温まり、何もかも受け止めよう。

醸造されたフレーズ

その昔、クリスマスはきらいだと衝撃的に告げた男。長い長い醸造の時を経て、今、滋味に富むフレーズになって戻ってきた。

じょうぞう

梅の姿勢

この夏は暑かった。それなのに梅の小枝の花芽は、プチプチたくさん春を準備中だ。じっくり元気に生きる秘密を心の耳で聴きたい。

新しいCDラックから

新しい透明のCDラックを縦に縦に重ね入れ終えて、ワムの「ラスト・クリスマス」を聞く。身体を揺するのは、過去ではなく時の地層を濾過した今のリズム。

いちょう散る

街角に電柱より高い銀杏の黄葉が、青い空に輝きあたり一面に散り敷く。まるでゴッホの作品の、強烈な青と黄の組合せ色彩みたい。

山茶花

山茶花の咲く頃を忘れてた。久しぶりの遊歩道を行くまでは。気ぜわしい12月に、花木の薄紅色の静けさに足を止める。

師走がきた

はや師走の朝日が庭のもみじを照らす。透き通る光と影の赤い葉っぱたち。重なり合う色の明暗は人間の写し鏡のようだ。