2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

柿は猿とカラスに

今年、友の畑の富有柿は不作で、僅かな実は猿とカラスに分けたとの便りに、あの里山の澄んだ空気を感じて、自分が彼らに与えた気分になり何だか微笑む。

お相撲さん

TV前で思わず拍手する。尻をだすのが恥ずかしかった少年が長くやってる不思議な大関魁皇。土俵の外もどんな人も敵は自分だなって伝わる。

木の葉

大きな桜木の葉がどんどん地面に積もる。青葉や紅葉の時を経た木の葉たちに木漏れ日が映えて、温かい静かな色が心に染みる。

青年のような幼子

行き交う人が顔いっぱい笑い手を高く振る。とっさに振り向くと、リックを背にふわふわ毛の幼子は手をひかれてる。なつかしい青年のハイタッチみたいな一瞬を見送る。

八王子車人形を観る

ろくろ車を使い一人で一体の人形を操る。「三番叟」の人形たちは、舞台をむんずと踏み生身になりながら、国難の今、天下太平の時を待つ気持ちを高める。

お気に入りのシンクマット

探してたシンクマットは抗菌加工で柔らかく、米国社、中国製造、表示者は日本のスグレモノだ。折も折、下ろし立ての白色が気になる。

JR中央線高架化完了

高架化を終えたJR中央線。見知っている駅からの眺めは違って旅人みたい。秋晴れのなか、真っ直ぐ静かな走りは上々の始まりだ。

網戸を洗う

網戸を洗うと思いのほか汚れた洗剤が流れた。きれいになった網目の向うに雲と水色の空が広がる。冷気が通り今年、亡くなった方々を偲ばせる。

恩師の偲ぶ会に

「市民がベトナム戦争と闘った」行動派の恩師は、学生の座標軸に生命を据えた。遺影から出た教師は、はるか昔の教室に行き2010年の国際関係論を講義する。複眼は鋭く生の言葉は単純で明快そのもの。