2013-01-01から1年間の記事一覧

ほのぼの

幼なじみの歴史ある友は、互いに違いがわかる。そのぶん微妙な摩擦は減少する。竹の子ご飯をご馳走になりながら、ケアハウスで「ランチ・ボランティア」を続けるあなたにほのぼのするの。

豪華な時

近くの新しい都道が伸びて、知らない自分といるように佇む。木々の浅緑色と香りが溶け込む空間に、豪華な時が風と通り過ぎる。

花びら

桜吹雪を浴びて一片の花びらを見れば、まあるくカーブしたその先に小さな切り込みのハート形を見る。からだが反応してたどり着いた輪郭を意識して、今を造形してみる。

花びらら

エープリルフール

世界国家創成のX年Xデー。今日のエープリルフールが未来永劫の嘘ではない。2020年トルコ・イスタンブール五輪開催から多様な地域を結びながら、人類の知恵が青いバランスボール地球へいざなう。

小さい柴犬

カワイイの眼差しと丸い黒目がカチッと合う。毛皮だけで凛々しいと話せば、巻尾をいっそう振って親しむ。近所の桜並木の下で、小さい柴いぬとピンク色を分かち合う。

桜の開花はまだ

花粉とズズ過ごすうちに桜は来るが、目と鼻が待ったをかける。地元の桜木を見上げると、鈍い体感に同調して少し開花をずらすという。本当?ほんとう。大風からも聞く。

東日本大震災3年目

大震災後の光陰が、昨日、車窓から見た空一面の煙霧に沈む。東京にも極限状況が来ることを覚悟すれば、過去と未来の現在に折り合えて、わからないままを分かち合う。

スギ花粉

カユイ。ムズムズする。春一番ときた花粉クン。はいはい。もうずーっとはなたれ小僧 で生きるから。それがいいと思えてくる。気楽になって新たな時へと歩む。

白梅

光の春が小庭にやってきて、真っ先に白梅がちらほらハイッと健気に応える。誘われて震えながらほほを寄せれば、5弁はほのかに甘く高く香る。

青菜たち

からだの信号が青になる。ブロッコリー・クレソン・小松菜の青菜たちとニンニクのオリーブ油蒸し煮のわざ。しっとりほくほくが素早く寒かんの体感をくすぐる。

立春

立春だ。表からも裏からもりっしゅんと読める文字から、春の兆しが漂う。明るい日差しが部屋まで入り、気分が整い、からだが伸びる。

天然インストラクター

体がすっーと持ち上がる。ケヤキの裸木と青空へ。呼吸を止めないで。常緑樹の助言。全体をゆるめて。小枝が揺れる桜木のささやき。天然インストラクターと寒中ウオーク。

アルジェリア

アルジェリア・ア・アフリカ・カ・カオス・す・寸劇・き・危険・ん……続かない尻取りにたしか人間発祥の地はアフリカ大陸。と思い起こせばいのちが目の前に迫る。

新しい年がきた

新年の寒の武蔵野を歩くと、裸の木々も深い緑の葉も朝日と一緒にきらきら。天地間のすべての輝きをギュッと握りしめる。開く。繰り返してはきびきび進む。